独り占め

愛してるよ
と言いたい時に言えてたことの尊さに
打ちのめされそうになる
春の午後

ふとした瞬間に声が聴きたくなる

買い物に出かけたとき
家事がひと段落ついたとき
さて今からなにしようってなったとき
夜、ひとりでご飯を食べているとき

自分の意思に関係なく
「あ、電話しよ」って
脳が信号を発してくる

だめだって
必死に抑えて
退屈と我慢が続く一日は
時計の針が壊れたのかと思うほど
ゆっくり進む
 
 
 
 きみは
 わたしのものでしょ
 まだ独り占めさせてよ
 こんなこと言いたくないよ
 なにも望んでないけど
 ただ
 きみの心は
 わたしだけのものって
 ずっと思わせてよ
 
 
 
 
 
 
 
愛してるよ
と言いたい時に言えてたことの幸せに
打ちのめされる
春の夜

 
 
 
 
 
 
 
 
 

投稿者

大阪府

コメント

  1. 激しく共感します。
    メールをしたいのに、出来ません。忙しいことが分かっていて、大人しく待つと約束したので…。

  2. BENIさん
    こう、できるのに、したいのに、自分で選んだから、できない、しない、という状況が、またより想いを募らせてるのかな、と思ってます。
    自分で自分の首絞めてアホやなぁと思うのですが、これ以外どうしようもないのもまた事実で、しんどいところですね

  3. ああ、春って打ちのめされますよね。
    生命力にさらされるからなのか。

  4. 最後の4行に
    気持ちがこもった独白
    グッときました

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