正夢

思考は 焼き払われ
流れ星 世紀末のように 降り注ぐ
濡れた枕木 跳ねるベース
血は 上空から 滲み始めて

はみ出した
見えてしまった

世界の端がめくれ
溢れる 畏れで 満たされ
ようやく 始まりを迎える

投げ出され 姿を変えた 迷信に
今、裏切られようとしている。

投稿者

福岡県

コメント

  1. なんとなく終末感があって、それは個が見る世界なのか、世界から浮き立つ個なのか、わかりませんが、夢が現実になるほど切迫する感覚はわかります。

  2. 世界の端がめくれ
    壮大なポストアポカリプスが始まる
    空気感がイメージを刺激してきます

    カッコいい

  3. この物語、続きを聞いてみたくなります

  4. 壮大な序章のよう。
    世界の端がめくれる、秀逸な表現に唸りました。

コメントするためには、 ログイン してください。