祈り

あなたが今背負っているその重荷を
僕も共に支えたいと思うのだけれど
悲しいかなその術も力も僕にはない

力添え出来ないのなら目障りなだけ
側に居ることはあなたの邪魔になる
黙って大人しく離れている他はない

あなたに伝わるものが何もなくても
結果として何の役にも立たなくても
見えない所であなたの無事を祈ろう

再びあなたの側に立つことはないと
そんな確信に近い予感があろうとも
あなたの幸せを祈って祈って祈って

投稿者

静岡県

コメント

  1. この詩の話者の一心に祈る姿にこころ打たれます。
    ある意味、祈るしかない、のかもしれませんね。

  2. 側にいたいと思うのはエゴなのだろうと思います。なので遠くから祈ることしかできません…。

  3. 謙虚で強い祈りを感じました。

  4. それしか出来ないので…。

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