微睡みに沈む

天気のいい日は
好きな服を着て
出かけよう

きみはそのスニーカー履いて
革ジャンはどっちでもいいや
暑そうだから

わたしは選択肢大してないけど
なんでも可愛いって言ってくれるだろうから
Tシャツにジーンズでもいい

アリーナ横の坂道を上ったとこに
小さな農場があって
鶏と山羊とおじさんがいるから
それぞれに
きみは株の話とか
わたしは聖書の話とかしてさ
そこで売ってる一個100円の馬鹿高い卵を3つ買って
帰ったらオムレツにでもして
一緒に食べよ
 
 
 
 
 
天気のわるい日は
パンイチで
一日中ごろごろしちゃお

どうせ太陽のにおいも
月明かりもないから
微睡みに心も身体も奪われればいいよ

寝たり
起きたり
さわったり
さわらなかったり
舐められたり
飲み込んだり
黙って見つめ合ったり
こしょこしょ話したり
くすくす笑ったり
でも最後はちゃんと入れてね
奥まで入れてね

そんなことを繰り返して
気が向いたらしゃーなしで服着て
どっかで小腹が膨れる程度の食糧調達したら
走ってお家に帰って
またパンイチになってさ
抱き合おうよ
ずっと

 
 
 
 
 

投稿者

大阪府

コメント

  1. 一行目からずっと来て、
    抱き合おうよ
    ずっと
    というところに着地したのを、いいねぇ、と感じました。
    (矛盾することを言うようですが)言葉では表せない物事が、この詩にはたくさん表してあって、すてき。

  2. 醸し出すエロさよ。引きこもり体質なので、ずっと天気が悪ければ良いんだけど、たまには出掛けないとね。

  3. 幸せな日々ですね
    一個100円って、普通にワンパック買えますね!!

  4. これは憧れる!こんな過ごし方がしたい!けど…俺には“きみ”がいません…。

  5. こしごえさん、うれしいです!
    >言葉では表せない物事が、この詩にはたくさん表してあって
    !!!!
    そこまで読んでくださり、本当にうれしいです!ありがとうございます

  6. トノモトさん、わたしもどちらかと言えばインドア派です、特に夏は。
    でも今ぐらいの季節なら、まだ出かけるのが気持ちよく感じられますね

  7. あくん、そうなんだよー!しあわせ!
    卵は買ってみたい気もする!黄身がどんだけオレンジなのか見てみたい

  8. BENIさん、そうですよね!自分で書いていてなんですが、わたしも憧れます!
    いつか叶うかなぁ
    お互い叶うといいですね

  9. 夏の日々が
    あの楽しみの日々が
    ひとときでしたが
    蘇りました

    空気感よ

  10. 那津さん、言わんとされてること分かります。
    わたしは真夏は苦手ですが、初夏特有の乾いた風とお互いを纏い合うような感覚
    昆虫の緑の匂いと葉のたてる音
    あとは微睡み、なんと言ってもまどろみ

  11. 予定の無い若い2人だけの日々、1日だけ戻れるとしたらこんな日を選びたい。
    7連目、わかるわーってなりました。

  12. 俺は、真夏が好きなんです

    なんなんだろう
    あの、思春期のイノセントな日々
    一瞬の
    夏の中でも2週間程度の
    あの日々の夕方

    夜になるかならないかの
    19時半

    祭りと
    女の子と
    音楽と
    旅と
    汗とね

    あのイノセントな日々に
    戻りたい
    一瞬の

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