自分探し

誰も僕を知らない場所で ふらふらと歩きたい
地面も画面も見ずに 猫と戯れ魚を探し 日々を忘れて歩きたい

誰も僕を見てない場所で ゆらゆらと踊りたい
上司でもお客でもなく いもしない観衆に 独り優雅にお辞儀したい

誰も僕を笑わない場所で からからと笑いたい
愛想笑いでもから笑いでもなく 心から独りで笑いたい

誰かといるのは救われるけど独りの時間も必要だ

「僕」から抜け出して「自分」である時間が必要だ

「自分」を忘れてしまわないように

「自分」を殺してしまわないように

「僕」が生きていられるように

投稿者

京都府

コメント

  1. ずっと“僕”でいたために、“自分”が分からなくなりました。そして壊れました。そうならぬよう、“自分”でいる時間を大切に過ごしてください。

  2. BENIさん

    ありがとうございます。
    「自分」と「僕」の境目は曖昧で、でも確かに存在するもので、時折苦しくなります。
    「自分」を文字として書き出せる今を大切にしようと思います。

  3. 一人優雅にお辞儀をする
    そんな時間を過ごすのは幸せです
    没入した自己の時間です
    とかく、賑やかな方が良いとされますが
    やはり一人の時間も必要

    皆といる時間

    一人でいる時間

    今夜は一人で、飲んでいました
    ハモニカ横丁

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