浮遊交叉
他人に規定される言葉
「そのままでいいよ」は落とし穴
それいいね かわらないでね わたしすき
などなど多岐にわたる
留意すべしは容器ではなく中身
相手の中の自分
認識×表現
この違和感
沈黙
喉の絞まり
それは賛辞ではない
鵜呑みにしては大惨事
他人の誉め言葉は蔑まれることと同意だ
ひねくれてるって どうかしてるって
うるさいバカ
コロしたくなるんだ
そのトキきづくんだ
なんどクリかえした
とおもってるカスが
×
失敬
×
社会の膜
いきのびるため
いきのびるため
厚く幾重にも積み重なった塵
必要なものはあった
必要なものはあった
隠して斯くしてできた仮面
×
夢中で取り繕ったから、
それが作り物だとは知る術がなくて、
堂々巡りのヒビ割れた日々をただ送っていた。
×
抗い反発したくなるもの
そう、なんどもなんども叩いてくれた拳の痛み
×
ならそんな仮面割って仕舞おうって
邪魔だから棄てちまおうって
冗談云いなさんなって
それは、ずっとあなただったものでしょ
どんなにどんなにどんなに憎らしくても
あなたはわたしを守ってくれていたのよ
×
わたしに靡きあなたを責める
また繰り返す皹まみれ
普遍×特殊
そうでしょう
なんどもなんども問いかける
確認するように
思い出すように
見つけたものだから
とっても奮えたのだもの
あの感覚 あの瞬間
ここにあるんだって
教えてくれたのだもの
過ぎ去って消えてしまって
くらくくらくくらくなるよ
でもやっとこさ救いだしたものだもん
これがあれば大丈夫
言い聞かせてるだけ
でもそれでもいいし
嫌いだって思えることもあるし
なら好きだって思えることもあるし
×
元も子もないから抜け出せば
そんなこんなと生きていける
×
ああそうさ、崖っぷちだろう
他人の視点からは
×
だがぼくたちがいる世界は
ぼくたちだけのものなんだ
×
宙をも歩いていけると
わたしとあなたに教えに行こう
×
たっぷりじんわり漬け込んで
ゆっくりぐっすり炊けたなら
世界とセカイを味見しよ
グルグルぐつぐつ煮立ったら
火から下ろして冷ましましょ
× ×
わ あ
た な
し た
×
わ あ
た な
し た
× ×
わ あ
た な
し た
×
わ あ
た な
し た
× ×
その道×程でまたあいましょう
コメント
他者から映る自分と、他者に見せようとする自分が、永遠にパラレルでなく、交錯する地点に自分が立ってるとしたら、それを見てる自分は何者なんだろあ、と思いました。
@timoleon
さん
コメントありがとうございます。
何者なんでしょう…自分の瞳の中にいるのか、繋がった相手の瞳の中にみるのか、きっと色んなところにひょっこりはんがひそんでいるかもしれませんよね。
想像が膨らみます。
その地点に立って、もっとじっくり長いこと浸かってみたら、何が起こるか、興味が尽きません。
きっと、波のように、星のように、引いては近づき離れていくように、その自然が人にも備わっていて、内側の自然があり、相手との自然があるんではなかろうかと、思い馳せております。
いただいたコメントから色々なことがぽむぽむ浮かんでは交わる心地がしました。
ありがとうございます。
@あああ
さん
なにか、勢いはありそうな詩ですものね!
中二病っぽいなぁと冷静な自分と、あぁなんか元気でるなぁと素直な自分がいます。
コメントありがとうございます。