宣誓

健やかなる魂
黒と白の鍵盤をはう
少し小さな白い手
動けば風のようで
聴くたびに異なる声を持ち
笑い声はどこまでもかろやかで
目に少しかかる髪をゆらしながら
破顔するあなたをわたしはわすれない

あなたは少しずつ変わっていくだろう
けれどもあなたは神様が味方をした人
幸せを無意識に運んでくる人
その息吹にふれたかと思うと
次にはもう後ろ姿しかみえなくなるけれど

あなたをこの先も
末永く愛していいですか

たとえ花弁が舞い落ちる日がきても
あなたの葉や茎や根や魂まで

愛してゆきたい

投稿者

コメント

  1. イチカワナツコ様
    このたびはコメント、ありがとうございます。恐縮ですが、とても嬉しいお言葉、ありがとうございました。

  2. 綺麗だ
    心洗われました。ありがとうございます。
    『花弁が舞い落ちる日がきても』
    とても深い、真実の愛を感じます。

  3. @TB6
    TB6様
    このたびはコメントをいただき、ありがとうございます。
    「心洗われました」と言っていただけて、私の心も洗われた心地です。
    混じりけのない愛とは、魂への愛なのかな、と思った時に、
    この詩を書きました。
    TB6さんにも感じていただけたとしたら、とても嬉しいです。
    このたびは、コメントをお寄せいただき、ありがとうございました。

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