Walts for Debby
深夜ラジオが1時を知らせる頃
ビル・エヴァンスが笑った
可愛らしい少女を見た気がして
もう一度眠りの世界へ戻れば
そこには絶世の美女が居て
何故か彼女だって気づいたんだ
お嬢さんにワルツは早いよ
そんな意地悪を言ったから
彼女は育ってみせたのさ
このメロディーに身を任せ
君と一晩踊り明かせば
晴れて大人の仲間入り
今日も朝まで__
深夜ラジオが1時を知らせる頃
ビル・エヴァンスが笑った
可愛らしい少女を見た気がして
もう一度眠りの世界へ戻れば
そこには絶世の美女が居て
何故か彼女だって気づいたんだ
お嬢さんにワルツは早いよ
そんな意地悪を言ったから
彼女は育ってみせたのさ
このメロディーに身を任せ
君と一晩踊り明かせば
晴れて大人の仲間入り
今日も朝まで__
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コメント
エヴァンス大好きなので、特にグッときました。
静かに始まり、途中からトリオのリズムが合わさってハネる感じが詩にも表れてる気がしました。夢見心地で朝まで踊り続ける感じが良いですね。
ずっと以前、深夜ラジオを聴いていました。聴いていたのはずっと前のことなので、ハッキリと当時のことは覚えていないけど、大体はウトウトしながら聴いていて、それがまた気持ちいい感じでした。
この感じをこの詩は想起させる力があると感じます。
それは、この詩の全体的にもそうなのですが、最終行の終わり方にも工夫があって、かえって想像力を刺激します。
Walts for Debby というのは、ビル・エヴァンスさんがDebbyさんに捧げた曲らしいですね。この詩には、彼女たちへの愛を感じます。
あ、話を飛ばしますが、八ツ橋さん、ポエコラではありがとうさま☆☆☆
テクニックを感じます
思いと手練れが合わさった時
楽しみです
深夜放送に不思議な雰囲気を期待するのはらやはり詩人だからかな
ビル・エヴァンスは好きで、よく聴きます。彼のピアノのタッチに惹かれます。このお作品を読みつつ、Walts for Debbyを聴き直してみました。ショパン同様、彼もピアノの詩人だと思っています。ジャズピアノの詩人。
おしゃれ!
三連目の表現力に唸りました。