その日

夜、
今日も一日を 終えられて
「やったー」とつぶやく
布団のなかで手を合わせて天井へ向かい
「神さん達
 仏さん達
 皆様
 みんな
 今日も一日ありがとうございました
 今日もこうしてお休みできます
 ありがとうございます
 皆様 お休みなさい またね」
と小声で挨拶をして一日を終える私。

そう そうですね
いろいろとある
いろいろとあるのが人生だ
他には何も無い人生
いろいろとあって
何も無い
あるのも無いのも同じようなもの
こう思うしかない。

朝、
今日も一日を始める
ありがたい一日に手を合わせて
「皆様 おはようございます
 今日も家内安全を
 よろしくお願いします」
と小声で挨拶をして一日を始める私

泣きたくなる時が時々ある
泣くつもりはないのに涙が零れる時もある
それでも
ほほ笑んでいる時がある。
その日を心待ちにして

投稿者

コメント

  1. こしごえさんの詩からは生と死についていつも考えさせられます。

  2. @たかぼ
    さんへ 詩人でありドクターであるたかぼさんが、私の書いた詩から いつも生と死を考えてくれて、とても貴重でありがたく思います。ありがとうございます。
    たかぼさんがそう言ってくれて ほんとうにありがたいです^^。詩とは私にとって死を含んでいる生であるが故に。
    まあ、基本的には、詩についての上記のことを思って詩を書いていますが、常に上記のことを考えながら詩作出来ているわけではありません。でも、私の場合 自然に、生と死に関連のある詩になる場合が比較的 多いのかも しれません。

    たかぼさん、「その日」を 生と死に結び付けてくれて、ありがとうさま♪☆

  3. @イチカワナツコ
    さんへ イチカワさんが理解ってくれて ありがたいです。わかってくれるというのはとても貴重なことです。ありがとうございます。
    はい、ふふ、うん。そうですよねぇ、毎日 一日 一日 いろいろなことがありますよね。
    この詩で書いていることは、(みんなへの挨拶をしていることなどの)ほとんどが実際のことで、作者の思いでもあります。
    ああ、イチカワさんもそうなんですねぇ。ふふ、仲間だなぁ、と勝手に思ってイチカワさんから勇気を頂きました。
    イチカワさん、ありがとうさま(^-^)

  4. その日その日のその日ともとれ、Xデーともとれ。毎日誠実に暮らしているのにはきっとかわりが無く、詩の中の人にしあわせが続くようにと、小さくつぶやくのでした。

  5. @たちばなまこと
    さんへ たちばなさんの思う「その日」として この詩を自由に読んでくれると ありがたいです。でも、うむ、Xデーね。この詩の中では、具体的には言っていませんが、作者の思う「その日」とは「Xデー」という言葉に近いことかも。たちばなさんが、この詩からいろいろと感じたり想像したりしてくれて うれしい。ありがとうございます。
    まあ最終連は、どうとでも捉えることが出来るように書いていますし、それをどう捉えるかは読者に任せます。
    ああ、でも、たちばなさんがこの詩の中の人(この詩の場合は、「私」はほとんど作者と同じ)にしあわせが続くようにと つぶやいてくれて、私もとてもうれしく貴重に思います。ありがとうさま♪^-^♪

コメントするためには、 ログイン してください。