夕焼けを注ぐ湖上に吐息は止み
波を見守る横顔はふとためらう

愛はひとりふたり立ち去ると
その背は夕闇に呑まれ既に朧ろ

投稿者

茨城県

コメント

  1. シンプルに研ぎ澄まされていて、情景も見えるし、その奥にある色んなものも想像できるし、それに対して「凪」とタイトルつけるところも職人技な感じ。

  2. 気持ちや恋人が過ぎていく
    でも、心の水面はそれほど動かず
    淡々と

  3. 素敵ですね。

  4. @トノモトショウ
    さん ありがとうございます。意図的に自分の詩風を変えようとしており、いまだ五里霧中の状態です。日常のふとした瞬間に、自分でもよくわからない胸が締め付けられるような、郷愁に近い思いが湧くことがあります。それを捉えようとしているのですが。

  5. @那津na2
    さん ありがとうございます。下さったコメントはすでに「詩」になっておられますね。美しいです。

  6. @たちばなまこと
    さん ありがとうございます。何となくステキな美しい作品を狙って、月並みな言葉に堕すことのないようにしなくては、と思います。

  7. はじめまして。初めてコメントさせていただきます。
    「春の予感」も、素敵でしたが
    こちらの作品も感動いたしました。わたくしも湖のそばに住んでおりますが…
    このような言葉の詩、とても書けません。憧れます。

  8. @リリー
    さん はじめまして、こんにちは。
    過分なお言葉、ありがとうございます。
    私はいま意図的に詩風を変えつつあるのですが、なかなかうまい具合に着地できずにいます。
    この作は試行錯誤の産物ですが、お気に召したようでホッとしました。
    この作の出来具合は別として、私もこのような雰囲気の作品を書き続けていきたいとは思っております。
    思っておりますが…。

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