むし、ふかし

おと

こえ

ことば

きみのつくるその世界

綺麗で、わたしにはまだ難しい

でも、そこにいてくれる

ふとんのような、矢のような、ガラスのようなその世界の一端

君が作ったその世界

僕がずっと愛しているその世界

いつも心やすらぐその世界

君がいるから、その世界

君だって自分と同じ人間で

あなたの人生はあなたのもの

知っている、わかっている

君の世界

ことば

こえ

おと

大好きで

分かっているのに

きれいだから?

愛は[解読不能]か?

なみだがでるのは

君にいなくなって欲しくないから
君のこと大好きだから
愛のせいだから
君に逢えないから
結ばれないから
わからないから
分かれないと思うから

君がいなくなった世界が怖い

私がいなくなるよりずっと怖い

そんな世界は未来じゃない

君ばかりじゃいられないのに

でも
見えない糸で
あってしまったの、
しょうがないじゃん

なかった糸を手繰った

みえないものを愛した

みえないもので愛した

どうにかなりそうで
歌詞にならない言葉たちを吐いた

いなくならない世界をこころに湛えた

君を愛するひとはたくさんいる

でも僕だって、

君の世界を、愛している

愛して生きていく

何もかもが消えるまで。

投稿者

東京都

コメント

  1. やわらかいふとんや、とがった矢や、こわれやすいガラスといった、すべてを内包した「あなた」の世界への愛があふれていますね。

  2. 「僕」の おだやかな口調の中にも芯の強さを感じます。

    君の世界を、愛している

    愛して生きていく

    何もかもが消えるまで。
    というのが特に好きです。君の世界を愛することが出来るというのは とてもすてきなことですね。

  3. 水に濡れたビーズのように乱反射して綺麗な想いでした。

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