教師と、生徒。その壱。

                          
                        

 ある概念に対する答えを探ることが、現代最高の学問としての『哲学』で、ある。例えば『1000とは、なにか? 200足す200足す200足す400である。では、1000とは、なにか? 500足す500足す200足す200引く400。どちらも、正解。じゃあ、愛とは、なにか?
「先生、X +Yだと思います」
「それは、一つの正解」
「愛とは、温度だと思います。冷たかったり、熱かったりするからです」
「それも、一つの正解」
「先生、愛とは、恋のことだと思います」
「うーん、愛=恋ではないが、恋の中に、愛があることは、あり得る。しかし、恋がそのまま、愛だったら、愛という言葉が、独立してある意味がなくなってしまう。だから、不正解」
「先生、私にとって、愛とはロックンロールのことです」
「不正解! ロックンロールの中に、愛があることはあり得るが、愛がロックンロールだったら、愛という言葉が、独立する意味がなくなってしまう。不正解の上に、愚問である」
「先生、悪魔×悪魔×悪魔は、なんですか?」
「天使だね!」
「不正解!」
「正解! 不正解に対し、不正解の答えは、正解!」
「ご飯とは、なんですか?」
「米粒が1000粒のってある。それが、ご飯だ」
「それじゃ、炊いてない場合、どうします?」
「その疑問を持つことは、正解!」
「コロナウイルスとは、なんですか?」
「怖いウイルスです」
「どうして、そう思う?」
「重い病気に罹るからです」
「そうかも、知れない。そうじゃ、ないかも、知れない」
「事実です」
「事実? 証拠はあるのかね?」
「TVで連日、やってます。こんなの、常識です」
「常識とは、なんですか?」
「当たり前のことです」
「当たり前とは、なんですか?」
「一般常識のことです」
「一般常識として、コロナウイルスが、重い病気に罹る怖いウイルス。その怖いということですが、これは、感情では、ないの?」
「先生、重い病気にかかるんですよ? 怖いに決まってるじゃ、ないですか?」
「決まってる? 重い病気に罹るから、怖いに『決まってる?』ちょっと、ちょっと待ってください。重い病気に罹って、連日運ばれているニュース映像が、毎日流れてる。だから、君もそうなりたくないまでは、判る。だから『怖いに、決まってる。そう思わない人は変で、非常識な人だ。そういうことだね? 『だから、マスクをして、皆で、感染対策を、守るべきだ』だけど、ちょっと待って欲しい。君は、それが性急で、感情的で、早急な対処法だと、思わない? もう少し、冷静に対処して、適切な処置をするべきだと、思わない? 理性的な判断をするよう、努力した方がいいと、思わない? 例えば、門を叩いた人に、マスクをしてください。しないなら、帰ってください。こういう世の中で生きていて、とっても息苦しいと、思わない?」
「先生、それは感情ですよ」
「感情かも知れないけれど、君がコロナを怖いという感情だって、感情だよ。なんで、片方の感情だけ、優先するんだ?」
(生徒、絶句)
「もう一度、コロナウイルスについて、冷静に、理性的に考えよう。
『インフルエンザウイルスは、消えていない。ウイルスが消えたという歴史は、人類史上、ないんだ。ということは、コロナウイルスは?』
「消えない」
「消えない。そうだ。単純なんだ。じゃあ、ゼロコロナは?」
「不可能」
「そりゃ、そうだ。じゃあなんで、マスクしている?」
「怖いから」
「怖いひとは、マスクすればいい。でも、僕はマスクを外したい。一番は、呼吸が苦しいから。」
「先生、マスクを、私はしたいです」
「外したいという人は? 誰も、手を挙げない。本当にみんな、外したくないの? みんなに、合わせてるだけなんじゃないの? アルコール消毒は? 僕は、もともとアトピー、手、ボロボロだよ。医薬品は? ワクチン怖いって、いう人も、いる。死んだ人もいるという報告も、ある。消えないウイルスに、いつまで、そんなものを、打ち続ければ、いい? もう一度、言う。500足す500は?」
「1000」
「200足す200は?」
「400」
「コロナウイルスは消えない。インフルエンザウイルスも、消えない。受け入れ、共生する道を選ばない限り、延々とコロナワクチンに代表される、医薬品に頼らなければならない。その間医薬品による死者や多数の副反応報告も出ていることから、コロナワクチンを指定感染症二類から、五類にするよう、国に要請する。これで、どうだ?」
「先生、それは問題じゃない、答えですよ」
「だって、しょうがないじゃないか? 君たちを救いたかった。助けたかった。ところが、一番苦しんで、救うべきだったのは、最初から最後まで、この僕だったんだ」
「先生、それは、正解です」
「ありがとう、じゃあ僕は、元々先生じゃなくて、生徒だったんだね? だって、問題に対し、僕が答えを出したんだから」
「正解? じゃあ、僕らは?」
「教師だよ。反面教師さ」
「じゃあ、鏡にしたい教師は?」
「よしりん」
「先生、それは誰ですか?」
「有名な漫画家さんさ。『コロナ論』って言う本を、出してたよ」
「先生、それはどう言う本ですか?」
「コロナウイルスに、どう対処すればいいかって言うお話さ」
「先生、じゃあ僕らも、それを読めばいいですかね?」
「正解!」
「あっ、やっぱり、先生は生徒じゃなくて、先生だったんですね?」
「正解」
「じゃあ、僕らは、反面教師でもあり、生徒でもあるんですか?」
「正解!」

投稿者

茨城県

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。