儚い錯覚

深夜にただ一人起きていることは
言い知れぬ快感がある

この世にただ一人いるような思いに駆られる
それは夜が与えてくれる幻想
夜明け前までの儚い錯覚

夜が明ければ大勢の中の無名な一人になる
満員電車の中で潰されそうになる
上司の前で叱責される

それでも私はいい
また優しい夜が来るから

投稿者

埼玉県

コメント

  1. やさしさを探すくるおしさを感じます。
    深夜の快感に共感します。

  2. ペチオ・クラッチオ、不自由な我はざわめく、星はそれをたゆまぬ光とせよ、あわゆきの、ひざまでうまり、求める。

  3. 夜の優しさをこんなにも優しく表現できるなんてと感嘆しております。そして、夜は優しい人にだけは優しいのかも知れないなと思ったりもしました。

  4. たちばなさん、コメントありがとうございます。
    深夜は狂おしい時間帯です。
    宇宙にただ一人いるということは快感です。
    でもそれは錯覚であり幻想です。
    深夜に書きました。

  5. 坂本さん、コメントありがとうございます。
    詩のようでわかりませんでしたがありがとうございます。

  6. あぶくもさん、ありがとうございます。
    狂おしい夜の優しさをわかっていただいてありがとうございました。

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