黄昏
空の窓が開いて
夜の帳が
見え隠れする夕暮れ
時の欠片を拾い集め
寂しさを手懐けて見るが
所詮 付け焼刃では
弄ばれるのが関の山
昼と夜の間に
想いも涙も一緒に落とす
冷たさを詠う風は
ひゅるひゅると儚さを増し
夕空は雲を茜色に染め
明日への準備に余念がない
街中の景色も
暮色を浴びると
足早に
イルミネーションに彩られて行く
そうして
くたびれた今日も
欠伸をする暇も無く暮れて行く
取り残された私は
背中を丸めて
迷い子の様に貧しく歩いている
空の窓が開いて
夜の帳が
見え隠れする夕暮れ
時の欠片を拾い集め
寂しさを手懐けて見るが
所詮 付け焼刃では
弄ばれるのが関の山
昼と夜の間に
想いも涙も一緒に落とす
冷たさを詠う風は
ひゅるひゅると儚さを増し
夕空は雲を茜色に染め
明日への準備に余念がない
街中の景色も
暮色を浴びると
足早に
イルミネーションに彩られて行く
そうして
くたびれた今日も
欠伸をする暇も無く暮れて行く
取り残された私は
背中を丸めて
迷い子の様に貧しく歩いている
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コメント
言葉の選択に独自のものが生まれて来る予感を見ます、それはそのまま「時間へのこだわり」とも言えそうですが、言葉を選び取ることの奥行と、危険性、そのあたりに、快感もあれば、泥沼もある、むしろ泥沼に沈むことで、言葉は生き返るのか。
坂本様 奥深いコメント有難うございます
黄昏は自分の心の裏口もこっそり開けてくれるような気がします。
取り残されるような心情がとても丁寧に描かれていますね。
何時も有難うございます 黄昏時は暮れて行く寂しさを何処かに感じますね