輝く季節の中で

夏が過ぎ去った早朝の海
静まりかえった砂浜が嘘のよう
誰もいない渚を二人で歩きます

朝日があなたの細い身体を照らし
潮の香りが優しく包み
肩まで伸びた黒髪が潮風になびいてます

あなたは手にサンダルを持ちながら
渚の辺を歩くと
さざなみが追いかけるように
足跡を消していきます

私はあなたの後姿を見つめながら
そーと囁きます
いつまでも
今のままのあなたでいてください

投稿者

神奈川県

コメント

  1. これらはすべて具体的映像、これらはすべて心理的映像、そして愛とは、何度でも、わたしをおそう、さざなみの感情。

  2. このたびはコメントのご記入ありがとうございます。
    頂いた貴重なご意見やご感想は、今後の創作の参考と
    させていただきます。
    今後ともよろしくお願い申し上げます。

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