夏の終わり

朝晩と冷え込むおかげで、部屋に大荷物が増えた
まったく狭い部屋にこの大荷物は、邪魔になる
だが、ないと寒くてどうにもならない
あの芯まで凍えるような寒さではないけれど

まだちょっとだけ夏が残っているけど
ほとんど、もうないに等しい
風鈴も、うるさいセミも、蒸し暑い風も

あぁ、秋になっていく
葉は色づき、果実は実り
どこかさみしげな風が夕焼けとともに体を包む

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