星の調べ
私を喩えて、欲しい
他の誰が口汚く罵る言葉より
もっと、醜い本当の姿を知って
それでもわらうかおがみたい
瞬きの度日の光で焦げてゆく
真っ黒く煤けた世界を
悲しみが鏡面のように磨いていく
なにひとつものこらない
傷の痛みと
依存を天秤に掛けながら
血管に流し込むものを
あなたはあいといっている
かんばせを俯けた花の
顎を取りながら
心に歌う真実の誓い
みえないほしのひかりのしらべ
私を喩えて、欲しい
他の誰が口汚く罵る言葉より
もっと、醜い本当の姿を知って
それでもわらうかおがみたい
瞬きの度日の光で焦げてゆく
真っ黒く煤けた世界を
悲しみが鏡面のように磨いていく
なにひとつものこらない
傷の痛みと
依存を天秤に掛けながら
血管に流し込むものを
あなたはあいといっている
かんばせを俯けた花の
顎を取りながら
心に歌う真実の誓い
みえないほしのひかりのしらべ
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コメント
愛していると言うときには、花は一輪あればいい、くしゃくしゃのチューリップ、花の痛みがにじみ出て、そのまま流れていくときに、愛しているの言ってくれ。
@坂本達雄
アンデルセンでしたっけ、悲しい話がありますよね。命を懸けて愛の告白を手伝ったら、咲かせた花をごみとして捨てられる結末の。
花一輪、でいい。私もそう思います。