約束
何があっても死ぬまで片時も離れずにずっと一緒にいると決めた奴
それが僕
僕自身
遥か遠いところから
ここにこうしてやって来る前に
みんながそれぞれ交わしてきた
約束
あの時
魂みたいな僕は
お魚みたいな何かと
かたいかたい握手をして
その中に
招き入れてもらったんだ
何があっても死ぬまで片時も離れずにずっと一緒にいると決めた奴
それが僕
僕自身
遥か遠いところから
ここにこうしてやって来る前に
みんながそれぞれ交わしてきた
約束
あの時
魂みたいな僕は
お魚みたいな何かと
かたいかたい握手をして
その中に
招き入れてもらったんだ
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コメント
約束って、不思議な行為だな、と、読後ふと想いました。promise 最終連目が強く印象に残ります。
魂みたいな僕は
お魚みたいな何かと
かたいかたい握手をして…
そういう考え方もありますね。私の考えもだいたい似ています。
@長谷川 忍
さん、ありがとうございます。
約束のような記憶のような不思議なものですね。最終連に触れてもらえて嬉しいです。
@たかぼ
さん、ありがとうございます。
ブラック系もホワイト系も似た感覚で読んでもらえることは結構な救いでもあります。
生と死について考える機会を与えてもらいました。
「お魚みたいな何か」がとてもしっくりきました。
@nonya
さん、ありがとうございます。
そんな風に感じてもらえたなんて嬉しい限りです。人間もお腹の中でお魚から進化の過程を経て生まれるような話を聞いた記憶があります。
ずっとずっと大昔(宇宙が生まれた頃?)から続いてつながっている約束ですね。
特に「1行目と2連」にこころ打たれました。すてきです。
自身を外側から見ることがあります。
在ることを約束と表す美しさ。最終連が素敵すぎます。
@こしごえ
さん、ありがとうございます。
古から続いて繋がっている約束ですね。こころ打たれるとか、すてきと言ってもらえて素直に嬉しいです。
@たちばなまこと
さん、ありがとうございます。
外側から見るって何となくわかる気がします。最終連に響いてもらえて嬉しいです。「在ることを約束と表す美しさ。」と表現できるたちまこさんのコメントが素敵です。