夢を見た
夢はうつつの使い回し
うつつが夢の使い回し
わからない
夢を見た
ミッキーとミニー
子供神輿に担がれて
薄墨色した絵の中に
消えてゆく
弟のミッキーは
姉のミニーを殺した
彼女が好きだから
愛していたから
憎んで殺した
と
独白したような
何処で?
ミニーはミッキーに殺された
ウォルトから生まれた時から
今日まで
ずっとコスプレしつづけた弟を
理解して殺された
と
証言したような
誰が?
夢を見た
色と音は
別フォルダーから
借りてきているような
車体の表面をこするような
脳みその表面を擦られるような
くだらない夢だった
つまらない夢だった
かるすぎる夢だった
いやな夢だったけど
けど懐かしい夢だった
コメント
不思議な読後感が残りました。
決して、後味のよい夢ではないのですが、
「懐かしさ」という言葉に、
惹かれたのです。
…人間社会にも通じるような。
久々に満天の星てらす道
歩くおとなを振り返りみる らどみ
このアップしたログは2017年(平成29年)12月7日に東京都江東区の富岡八幡宮近郊と敷地内で起こった連続殺人事件をダイザイにして幾度も書き直しています。今回はこんな感じかなと思って載せてみました。
人の生き方はさまざまで沢山の道のりがあり昔の知人にはあのときの枝分かれする道で選択を間違ったということをいう方もおりましたけど、アドラーの言うとおり起点なんてそもそもまぼろしにすぎないのでこの世に生まれたという奇跡は一度あれば良いので、あとは選んだ道を歩くなかで考えていけばたぶんきっと目的地に着くのだろうと最近は考えています。
だから、少なくともわたしの場合にとっての起点は逆に無限に用意されているのだろうと思っています。あとは常に幻想や妄想におちいりそうな気持ちを引きずりだしては現実と照らし合わせる作業なのかな、生きることって。
このサイトでもお気づきの方はいるかもですが、わたしにとってはすでに一つ新しい起点がありました。2022年(令和4年)6月30日に載せた「ぶったぎる」です。
ぶったぎる
萬緑や
「切れ味」だけで遣り通す
地獄のサタも三文字だけだ
皆様には感謝の気持ちしかありません。
@長谷川 忍 さん、いつもコメントありがとうございます。
「戦争」の響きが強くなっていくなかでも、冬はこたつにみかん
の環境のなかで、皆様と詩を語りあえればなと願ってやみません。
。。。なんか遺書みたい。
大丈夫かな自分