朝になった
清々しいのか、煩わしいのか
まぁ、いい
構わない、どちらでも
どうせ朝は来るのだ、いつだって
暗闇に飲み込まれていても
自分の殻に閉じこもっていても
夢を見ていても
いずれは朝が来て、光が差し込む
目が覚めて、一日が始まるのだ
それに他人との不平はない
万人共通の時間、空間
とらえ方によっては人それぞれ異なるが
一貫して第三者から見れば同じこと
争うこともない、ひがむこともうらやむこともない
皆が一番平等でいられる時間かもしれない
いや、一番ではないか
毎日、それ自体が一番平等なのだから

もちろん形の上では異なる
睡眠時間も違えば仕事の時間も違う
家族や友好関係、権力立場さまざまと違うだろう
それはもちろんのことだ、この世の中
差がなければ前進も発展もしない
話のタネにもならなければ、人との比較もできない
まったく同じ人がこの世にいるならば、一度会ってみたいものだ
話してみたいものだ、どれくらい続くだろう

それはさておき、朝になった
今日もまた、太陽が昇って一日が始まる
何があるだろう、今日という日は
わからないよ、いつだって
今の行動の意味が分かるのは未来なのだから

笑えるだろうか、今日は
楽しめるだろうか、今日を
さて、そう思うと少し期待が出てこないだろうか
出てこないかな、それでもいいさ
一日が終わって、振り返って「よかった」と思えれば
どんなことだって、いいのだ

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