みなみ風を意識して(20211207version)

あなたのいない
空は高いですか

若いころの才能は
ライバルをつぶす
ことでしたか

年老いた権力者は
弱い者いじめが
好きでしたか

本当にいる暗躍する殺し屋が
夢想の世界から飛び出したら
誰だつて不安な日々だからさ

それでも守りたい人のために
全世界を敵に回しても
貫き通すのならば

遥かな空高く流れている
みなみ風を意識して

最後の最後は自然だけは
あなたの味方だから

そこまでいつてしまつたら
人も自然。
みんな自然だよ

投稿者

東京都

コメント

  1. この詩の、
    人も自然。
    みんな自然だよ
    ということに同意します。その通りですね。
    この詩には、題と本文が相まって、みなみ風が吹いていますね。

  2. 自然といったいとなれる恍惚感を味わうために山を登るし、海に潜るし、生活する

  3. yes, you can.

  4. @こしごえ
    こしごえさん、いつもコメントありがとうございます。

    今まで詩を書いた記憶がない自分としては、今回分かったことは、
    創作みたいななんかをあらわすことは、持って生まれた才能とは
    別なのだろうけれど、表層的な常識を上書きしても何もできない、
    何かをあらわすことは実は不可能なのだったということのよう。
    つまり、言葉は、たぶん、ものではないのだろうけれど、
    詩は物なのではないのか。詩が死んだ言葉になっているのは、
    詩は物であり、言葉ではないのだということのようでした。
    なんだか、よくわからんけどさ。

  5. @timoleon
    timoleonさん、少し間接的な言い回しをしてくださりありがとうございます。

    言葉の自由さは自由に泳がせておけば良いと思うのです。
    ただ、とても寂しい感覚もあるけど、詩の言葉は人を離れて独立している
    という、つまり、ぼくは何も表現していない、ただ、有名無名関係なく、
    詩があるという感覚だけは、これからも忘れたくないということだと、
    思いました。

    なにいってんだか

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