夢の名残り

昼の柔らかい光が部屋に注いでくる
僕は午睡から目覚め夢の名残りを感じている

今日もいろいろな時空を旅したねと自分に話しかける
それは全くの空想であったりリアルな夢であったりする
 
僕は人生を生きてきたのか夢を生きてきたのか迷う
だんだんと今自分のいる時点を感じる

真昼が30までだとするなら僕は随分夕暮れにいるのを感じる
それでもバロックの美しい音色を聴いていると時間を忘れる

僕はいつまで生きられるのか戸惑う
それはある程度の幅を持ってもう決まっている
僕は何の 抵抗もせず波に飲み込まれていくだろう

投稿者

埼玉県

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