春を迎いて
大木の幹にもたれる
そなたは私の前から
去ってしまうのかと…
やがて身体が樹木の一部となり
すやすやと安らかに眠るのです
私は朗らかだった
健やかな春風に戦がれ
考える人となる
雪はもう降らないだろう!
桜は咲き、やがて散れども
新緑の暖かさは
誰かの体温のようだった
そなたは冬と共に
過ぎ去ってしまったのだ…
大木の幹にもたれる
そなたは私の前から
去ってしまうのかと…
やがて身体が樹木の一部となり
すやすやと安らかに眠るのです
私は朗らかだった
健やかな春風に戦がれ
考える人となる
雪はもう降らないだろう!
桜は咲き、やがて散れども
新緑の暖かさは
誰かの体温のようだった
そなたは冬と共に
過ぎ去ってしまったのだ…
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コメント
そなたは冬と共に
過ぎ去ってしまったのだ…
この詩から春のあたたかさと同時に切なさみたいなものを感じます。
私は雪国の豪雪地帯に住んでいますので、春のよろこびをとっても感じるのです。
@こしごえ
はじめまして、コメントいただき大変嬉しいです。春の暖かさと別れの季節という寂しさを表現できたらなと思い、言葉を編みました。
豪雪地帯ゆえ言葉で春を感じる事もとても素敵です…!