擬音

かちりかりちと音をたて
時は止まることを知らず

こつりこつりと足取りを
景色の中へと進みゆく

はりはらりと落ちる葉に
一句一句を口ずさむ

ぽつりぽつりと呟いて
木枯らしに背を撫でられる

ぽたりぽたりと涙して
温かかった日を思う

ふらりふらりと揺れ動く
心の支えと私自身

ふわりふわりと浮く心地
何かいいことあったのか

投稿者

コメント

  1. 生きることは、擬音であり、オノマトペなのかな、などと想うときがあります。私は、ほのほの、ゆゆゆ、…というふうに、日々過ごしています。

  2. @長谷川 忍
    擬音の中に生き,擬音の中に死んでいく.そんな感性刺激される人生がいいですねぇ.
    何とも穏やかで和む心地の音でしょう!素敵ですねぇ…

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