浮世戦士

タバコは吸うからかまわねぇ
賑やかなのもまた結構

ひと世ひと世にうらぶれて
右腕ひとつで生きてゆく

嘘かまことかこの文句
出ます出しますいつまでも
出血輸血の大奉仕
受けて立とうぞこの勝負
一度座りゃ立つのは夜よ

ひと世ひと世にうらぶれて
右腕ひとつで生きてゆく

妙なマシンは使わねぇ
学生坊主よよく見てな
枝に舞い散る銀の粒
念力いっちょで花ひらく
ここまでくるにゃ月日も経った

出ろよ出ねぇかこの野郎
出ろよ出てくれこの野郎
出てよ出してよこの野郎
でででででででで、出ようよね

スランプなんぞ何のその
セブンもチェリーも揃わねぇ
そんな夜にゃ仕方ねぇ
小銭ゆらして帰り道
安酒買ってすするまで

ひと世ひと世にうらぶれて
右腕なしでも生きてゆく

はいなはいなのジャランジャラン
はいなはいなのジャランジャラン
はいなはいなのジャランジャラン
はいなはいなのジャランジャラン

投稿者

千葉県

コメント

  1. あぶくも様へ

     拝読させていただきました1回目、わたし…分かりませんでした。
    このリズムで再読して「うわ!もしかして…この詩は。」と、もしかして
    間違っていたら!どうかお許しくださいませ。m(_ _)m 私には、タイトルの
    「浮世戦士」に、もしかしてパチプロ?男…が見えてきてしまいました。
    パチンコ屋じゃ…ないのでしょうか!?この場面は。なんだか面白く、
    おもしろい気分になってしまいました。♪( ´▽`)こういう作品が自分は好き!
    かもしれないと。最終連がとてもイイ感じに響いてきました。

  2. @リリー
    さん、ありがとうございます。
    あぶくも『職業シリーズ』のパチプロ(リリーさん、正解!)でした。パチンコなんてそれこそ学生時代に数回やってみて、あ、これはハマると身を滅ぼすなと中毒性というか依存性の一端を感じてからというもの、一度もやっていないのですが。ちなみに最後の「ジャランジャラン」はフィーバーしている音(を夢想している?)と、インドネシア語の「お散歩」の意味で使っています。

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