夕日の彼方に
ずっと見知らぬ町を
こんなに遥か追っているのに
君は勝手知ったるように
ずんずんと小路を先に進む
心細さに途方もなく暮れて
悄然として立ち尽くすのに
君は見返りもせず
ふと角を曲がって消滅する
夕暮れの園に迷い込む
門番が時刻を告げる
迷い人はまた歩み始める
瞳は戸惑い方々に見開く
黒髪はどの小道にも揺れず
か細く歌は夕日の彼方に思いを溶かす――
ずっと見知らぬ町を
こんなに遥か追っているのに
君は勝手知ったるように
ずんずんと小路を先に進む
心細さに途方もなく暮れて
悄然として立ち尽くすのに
君は見返りもせず
ふと角を曲がって消滅する
夕暮れの園に迷い込む
門番が時刻を告げる
迷い人はまた歩み始める
瞳は戸惑い方々に見開く
黒髪はどの小道にも揺れず
か細く歌は夕日の彼方に思いを溶かす――
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