春の記憶

桜の木の下に集まる人々
眺めて思い出すのは
酒臭いおっさんの匂い
無口な僕に 酒でぐしゃぐしゃになった 優しさが迫る
胸が詰まって 早く帰りたかった

記憶が遠くて 寂しい
あの人たちは もういない
ほんとはみんな優しかった けれど

今はひとり 桜の下歩く

投稿者

愛媛県

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