「一次元とワープと青かった」

お菓子の壁は溶けている。街では戦争が起きており、人が、人のかたちをしたものになっていき、いずれ地上には何もなくなる。ぼくは宇宙を見ていた。宇宙も、ぼくを見ている。つまりぼくらは宇宙だ。つくりなおそう。花を土に植え、虫を野に放ち、出産する。おめでとうと言う。そのあと崩れ落ちて土に還る。草が生える。なんだか匂いが漂ってきて、大切な人が死んだことを理解することができない。ここから見つけられる星の数はたかが知れていて、風が吹く。あ、人がうまれたんだな、動物はうまれなかった。これは、ぼくたちが肉と野菜を食べられるようになるまでの物語。

投稿者

北海道

コメント

  1. 肩の力を抜いて、わたしたちは考えたことがない、そこから少しずれてみよう、世界はすこしも、本心ではなく、ふつうに吠えている、それは散るさくら、そして眼をあけない植物のころ。

  2. よい!です。
    なんだか匂い…のくだりがとても好きです。

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