頭三歌(とうさんか)

あしひきの とて 
さけつるひまそ なかりせは
なかなかしよを ひとりなかれて
あまりにくたる よにもならわし

いさや

足引きのとて
避けつる閑ぞ長りせば
長々し世をひとり流れて
あまりに下る世にも習わじ

葦引きのとて
下げつる暇ぞ無かりせば
中々し夜をひとり泣枯れて
余り悪たる世にも倣わじ

いざや いざ

投稿者

兵庫県

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