わたしが、

わたしが
わたしが、母になった
おんなのこが産まれた
ふたりもだ

わたしのような人生を歩まずに済むように
と思う心と
わたしのような人生もまたいいよ
と思う心
どちらも親心、かしら

縦書きの暴露(きもちいいこと)好きだったわたしは
横書きもいいじゃんと思ってみたり
深夜にいつかのひとの背景をひっぱり出してみたり
色褪せた日記を訪れてみたりしながら

下着をいくつか脱ぎ捨てていた
ことに気付いた

わたしは
わたしは
わたしは、
母になったのだ

投稿者

大阪府

コメント

  1. 母になったナツコさんの詩が読めて、目頭が熱くなりました。

  2. 母親になった時の実感と本音が伝わります。 僕が父親になった頃をもふり返りつつ、詩って経験なんだなぁと思います。

  3. 感慨深かったです

  4. 精査され、直感的に選ばれた言葉たちが
    母親の愛と母親の欲望を通り、素晴らしい詩になっています
    素敵です

  5. たちまこさん>それはもう、わたしの母じゃないですか!笑 色々ご心配おかけしました(絵文字使えるかな?)
    服部剛さん>ほんと、そうですね。空想妄想でも書けるけど、経験から得られる言葉は、また違うものがあるのかもしれません^ ^

  6. timoleonさん>ありがとうございます
    那津さん!>ありがとうございます!お久しぶりですね、めっちゃ嬉しいです(๑˃̵ᴗ˂̵)
    またここで那津さんの詩が読めるのかなと思うとうれしいです。はい、わたし母になりました^ ^

  7. 素敵な詩です。うちなる声にある特別な詩に、その去就が気になってしまいました。それほど何処かにたたずむはずの家族の未来には、幸せを祈ります。子供たちにとって抒情を想う原点があるとすれば、それは初恋の詩なのかも知れない。

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