日々の音楽
晩酌は水割りのグラスを手に
ピスタチオを口に含み
わった殻を小皿へ落とせば
ちりん、と鳴る
世界のあちらこちらに
美しい雑音たちは
今も
音を鳴らしている
さあ明日も
ひと匙の知恵をポケットに入れて
ドアを開き、耳を傾け、往こう
胸の鼓動と、人々と
セッションする
日々の音楽を探しに
晩酌は水割りのグラスを手に
ピスタチオを口に含み
わった殻を小皿へ落とせば
ちりん、と鳴る
世界のあちらこちらに
美しい雑音たちは
今も
音を鳴らしている
さあ明日も
ひと匙の知恵をポケットに入れて
ドアを開き、耳を傾け、往こう
胸の鼓動と、人々と
セッションする
日々の音楽を探しに
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コメント
ピスタチオ、殻を割るという行為と能動的な決意と、重なり合い。
服部さんの音がします。
ティモさん
ありがとうございます。 日々の場面に音楽を見出し、自分も音楽の一部になれたら、嬉しいです。
詩人それぞれの日常に見つける音があるのでしょう。 僕の音を聴いてくれて、ありがとうございます(^^)
シンプルでとても素敵だと思いました。
最終連がいいですね。日々の音楽を探しに…。つまり、人生とのセッション。
忘流人さん
シンプルな詩のスタイルを確立したいです。ありがとうございます(^^)
長谷川さん
この詩はやはり最終連が言いたいことだと、長谷川さんの感想を読んで思いました。
人生とのセッション、この感覚を求めています。
剛さんらしい 日常の中の詩情豊かな詩ですね。
日々の音楽、そうですねぇ、剛さんに そう言われてみれば、日々の中にも音楽が沢山ありますね♪☆^^
世界のあちらこちらに
美しい雑音たちは
今も
音を鳴らしている
さあ明日も
ひと匙の知恵をポケットに入れて
ドアを開き、耳を傾け、往こう
全体を通しての、上記の連が 特に好きです。
こしごえさん
今日も探してきます(^^)