みんな一緒に生きていく
木はぐんぐん伸びていった
思っていた以上に大きくなって花を咲かせたから
花の蜜を目当てに鳥がやってきた
色んな鳥が入れ替わり
にぎやかに枝を揺らして
葉っぱを3枚ほど落として去っていく
風は落ちていく葉っぱで遊ぶ
鳥の楽しい時間は
それを見ている私にとっても楽しい時間
なのに誰かが木を切ろうとしている
木が大きくなり過ぎて光を遮り
花びらが散って掃除が大変だからって
木を切ろうとしているのだ
そもそも木を切るか切らないかは人間が決めることなの
人間の不都合を排除した結果、地球はこんなになってしまったのに
人間って地球で生きている生き物のただの1種類にすぎないのに偉そうだ
人間には、伸びすぎた枝を切る権利はない
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