終わりの始まり

人間は思っている以上に弱くて小さい生きものである
そして脆く壊れやすい生きものである
自分の目よりも他人の目ばかり気になって
どう思うかよりどう思われたいかで物事を決め
いつも我慢したり遠慮したりで
言いたいことの半分も言えなくて
誰かに頼るのは苦手だけれど
誰かに頼られると嫌と言えない
断る勇気も甘える勇気もない
こんな人がきっと半分で

誰かに頼られるのは嫌だけど
誰かに頼るのは得意
たとえ嫌われても言いたいことははっきり言う
我慢しないし遠慮もしない
図々しいと思われようが知ったこっちゃない
他人に甘え他人を利用するスキルに長けて
やりたいことは諦めずにやる
こんな人もきっと半分
でもどんなに強がっても
人間は所詮小さくて弱くて脆くて壊れやすい生きものである

人間は結局ひとりで生きていかなければいけないのだ
生まれてしまったからには生きなければいけないのだ
生まれた時が終わりの始まりなのだ
生きることは楽しいことではないのだ

投稿者

兵庫県

コメント

  1. 真実、思ったまま、わたしは、あらわれである。すべては、感じたまま、現在のわたし、である。言葉が、言葉のまま、わたしの、言葉である。感じること。思うこと。生きること。悲しむこと。真実、思うかぎり、わたしがここにいる。

  2. 人間関係ほど、煩わしいものはありません。
    …でも、生まれてしまったので、生きて行くしかありません。
    君子の交わりは淡きこと水の如し
    座右の銘にしています。

  3. 坂本様、長谷川様、コメントありがとうございます。
    私はアドラー心理学を教科書にしています。
    そして人間関係の煩わしさを排除する方法として、私は一人旅をします。

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