日々マスク・ド・の自身を怪しみ 自身を切り捨てる作業の果てで 飛翔の境地を知れ 怪鳥
執着心が導いた記憶が
追憶に変わる頃に
君は知るだろう
ありふれた午後に生きる
70億の鼓動が
夜へと向かう
回転する星の
スクラッチノイズを聴き
太陽の屈折した光が
まるで
これはここに無いとでも
言っているかの様だ
偉大な意志のチカラよ
僕はアナタを認め許し納得した
しかし徹底抗戦しているのだ
自ら森を捨て 出て行った
オラン・ウータンの様に
俺達人間は猿よりも
誇りを失くし生きているが
何よりも その偉大な意志の為に
無意味な時でさえ
鼓動を
打ち続けていた
筈だっただろう?
星よ
夜と朝をくっつけたまま回れ
回転を上げながら
生存者は立証するだろう
ここにない筈のものを
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