銀河
比良の山を
汲みあげようと柄杓星
ゆったり横たわる りゅう座の下に
カシオペアの東には
アンドロメダがのびやかな弧をえがき
めぐる星座は三百万光年の彼方の大銀河を抱いて
恥ずかしげに身を縮める
マンションのゴミ収集場へ生ごみを出してから
湖畔そよぐ春の夜風に誘われて
暗黒の中 自転しているこの地球
夢なのか 私の在ること
静かに呼吸ととのえてみれば
雲の飛ぶ日
風の鳴る日
暗く空の騒ぐ日に
何時 跳んだ?
知らない
何が 跳んだ?
分からない
速く速く回転しながら鮮やかに輝き
生き生きと素直に わたしの世界が現れる
その一点に、北極星の小さな息づかい感じながら
十万の夜も百万の夜も見ていたい
コメント
リリーさんのこの詩を拝読して、「ああ、私たちも同じこの宇宙の中で、それぞれの生を生きているんだなあ」と思うことをあらためて思うことが出来ました。ありがとうございます。^^
そして、この詩からリリーさんの自然な筆づかいを感じて すてきだと思います。読んでいて、すぅ、とこころにこの詩が入ってくる感じが心地好いです。
@こしごえ
様へ
お読みいただきまして、コメントをくださいました事すごく嬉しいです!
こしごえ様から、このようなご感想のお言葉を掛けてもらえて光栄です。
(*´∇`*)
私は小学生の頃から、プラネタリウムへ行くのが好きでした。晴れた日には、
琵琶湖畔の夜空の星を見あげて楽しみました。
大人になってから日常の実生活の営みにも…ふっと、そんな当時の幼い自分が
よみがえる。そんな…一瞬の感動だったのです。
こしごえ様に、心地好く楽しんでいただけまして、書いて良かったと
思いました。本当にどうもありがとうございました!
これからも、よろしくお願い致します。(^ ^)
琵琶湖畔の満天の星空を想像しながら、はるか彼方に広がる、星座や銀河の世界に引き込まれました。壮大で素敵な詩をありがとうございました。
リリーさんならではの表現で、星座の形や位置を示して下さることで、その場所に思いを馳せ、心の中で星の世界が広がるようでした。
私もプラネタリウムが好きで、行くとその世界に没頭し、いつまでも見ていたい気持ちになります。
気づくのが遅くなりましたが、ポエコラに詩を紹介して下さり、ありがとうございました(^^)
@ayami
様へ
お読みくださいまして、ご感想のお言葉をお寄せいただき
どうもありがとうございます!♪
ayami 様もプラネタリウムが好きとうかがいまして、とても
嬉しくなりました。ちょうど今なら夏の大三角形を仰ぎ見る
ことができますよね。このようなお話ができまして、この詩を
投稿してみて良かったと、感じました。(^ ^)
ポエコラを、読んでくださいまして本当にどうもありがとう
ございます!
ayami 様がまた発表してくださいます作品を、楽しみに♡
お待ち致しております。
これからもよろしくお願いします。(*´∇`*)
なんだか、作詞の、世界に、ひきこまれました。すごいら才能を、かんじます。また、作詞してくださいね。
@覚歩Sunday
様へ
読んでいただき、お褒めくださりありがとうございます。