光の小径(法身の大地を駆けるあなた)
枯渇することのない源泉をあなたの肝心にみた
その感受性を明々と染め上げる綺羅星の欠片
あなたは蒼天を見上げ口笛を吹く
希望に満ちたその眼差しを私は知っている
艱難辛苦を乗り越え生命の賛歌を
高らかに謡う朗らかなあなたを
私は知っている
ありとあらゆる生命の営みに感謝する
慈悲深きあなたの祈りを我が一念に刻み
逡巡する私の生命に導を齎したあなたよ
何に怯え 何に動転し無明の闇を彷徨うのか
己心の内に生命の肝心を見て一念を定めしあなたよ
希望の種を蒔き続け私を虜にし続けるあなたよ
桜梅桃李の生き方を貫き通す
強き心と強き支えを信じぬき
今一度私と共に立ち上がろう
あなたは芽吹いたばかりの若芽のごとき
初心な感受性を守り 導き 育む術を
すでに具足し開花の時を待つているだけなのだ
陽は西に傾き 冬は春と変わるように
大宇宙の実相は変わらねど
あなたの苦しみは楽となり 喜びに変わる
愛して已まぬあなたよ
迷うことなく法性の大地で駆け巡れ
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