僕の夢
僕には、夢がある。
僕には、女房と子供がいる。
僕は、女房と子供のために、毎日歌を書き、漫画を描き、詩文を書いて発表し続けるんだ。
女房は言う。
「あなたの作品が好き。もっと聴かせて!」
時に厳しい批評が飛んでくることもあろうが、そこは腕を磨き、最高のパフォーマンスで跳ね返すんだ!
子供はいう。
「お父さん、大好き! もっと、聴かせて!」
「分かった! 聴かせてやろう!」
稼ぎはどうするか? 別口で取るんだ。どちらかというと、当たり障りのない作品を、出版社に持っていく。
僕のお父さんお母さんは、家庭内で僕の言論を封鎖し、自分たちの言いたいことだけは決して口を閉ざすことはなかった。
もし、僕の家庭に言論の自由があったら、僕は外の人達に都合の悪いメッセージを届けることは決してなかっただろう。
僕は他人を支配したり、服従させることには、ウンザリだ。
僕と女房、そして子供の3人で調和の世界を守れるなら、こんなに嬉しいことはない。
コメント
表現、というものを、どう捉えるかでしょう。
他人を支配したり、服従させることにはウンザリだ。
おのずと、答えは出てきます。
私も、支配はきらいです。
服従させるのも…。
長谷川様
表現に強制力が発生すると、それは表現とまた違うことになるのじゃないかなぁ。個人の見解や意見。意思。それを表すものが表現。そんな感じです。