Q.I.ダンス

摂氏百度のタンゴで
暗闇の中で輝く星達
昼間は別離で
遠い遠心力
求愛の度が過ぎた僕は
太陽の眩しさに
ハートを射抜かれ
蟻たちが鳴き示す場所で
誕生や死以外のモノを
求めた

絶対零度の円舞で
存在の危うさが
私は僕と共に行き俺を感じながら
唐突に目の前を横切るサインは
あなたの事を

全て忘れてさせて
しまいそうだった

美しすぎる永遠も
消えて無くなれ

そして
宇宙の始まりを
超えて行く
夢幻の愛が欲しい

氷点下のJAZZで
揺れ動く月光が
アフリカの大地を照らしている

時や想いなどではなく
認識や挑戦などではなく
この喜びよ
宇宙の先に届け!

そして
こんな気持ちは
今夜しか
持つ事が出来なかったと

いつの日か
僕の指が
天を指しながら
己に語るだろう

わかっているのは
この星の回る轟音が
言葉を遅らせる
一音ごとに

君と繋がり
死神と青い鳥
プラチナの月の下

時代の漂流者達よ
天使達の翼音を聴け

めくるめく日常
挑発し続けるイデア
いざなうのは
極上のダンス

投稿者

東京都

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