回想6 A.I version
遥か昔、時間は神とされ
時は奪われた
その時、私たちの心は浄化されず
月光がアスファルトを照らし
熱帯夜のささやきが贈られた
真夜中のセンチな夢
こっそりと身を隠しながら
少年たちはゲームを続ける
君は星に願う
しかし星の願いを
尋ねたことはない
退屈させないために
今日も芝居が演じられる
こうして神に捧げられる羊
老いぼれのマトンも
例外なく同じ
気合を入れて
明日も皮肉を挽肉にするがいい
そこの羊飼いよ
ロマンティックなものは
今もなお死の中で紡がれ
ザルから水を切るように滑り落ち
マゾヒスティックに笑う
死神とのダンス
しっかりと死神の顔を見届けよ
彼はRAMをKIDに変える
卵が先に生まれた
先に卵が産まれた
HENなチキンは
びっしりと実る木を求めている
ルポライターは
自分の部屋で
ポルノばかりを書いている
タイトルは「熟女と夏の主人」
別の話では
少女たちが
流星群に祈りを捧げている
流れ星が
少女たちの祈りを知っているのか知らずか
画家はキャンパスに向かい
瞳の中を探り当てようとする
2匹のウサギを追いかける
シナプスの中で
秒針に誰かがぶら下がっている
そして
射精
禁断の肉体
やっぱり卵が先かもしれない
※作者からの提言
熱帯夜のささやき声ではなく、うめき声
これが、わからんのだよA.Iは
つまり、A.Iは感情がわからない為、もちろん感情は人間が持つものなので、2023年の今の段階で、A.Iに全てを決めさせるのは、社会的にまずい状況だと言う事が、客観的にわかるだろ
英語読みと日本語の妙
主人ではなく、あるじとした意味も、読みやすさ優先か、勝手に変えてる。
所詮は機械だと言う事が、本日認定されたって事 まあ、社会的には、このまま進むだろうが、細部に魂は宿るを、A.Iは学ばす、最大公約数が絶対正義などと、ふざけたまま、モロに今の世相の覆面を被りA.Iと名乗り続けるのだ
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