やけっぱちマリア
訴えもなく
ただ打ち消せない事実を知る時に
裸で生まれたくせに
パジャマ着て死ぬ私達が
どの道草くった所で
仕事でなく心から
己以外の為に生きる人には
会った事もない33年に
母が出産時流した血液
1000ミリリットルのおかげで
21グラムの魂を頂いたとは
到底思えない
親不孝牧場の感情を抱きつつも
その血を超える所に
未だ至らず俺は
荒涼大地にて天使と話すも
イニシエの魂にも愛想尽かされ
壮絶さとは無縁のまま
別名やむにやまれずTRYしたが
自嘲しながら
北極の寒さ想像するだけの
腰抜け磯巾着都会熱
別名カエルインドライアイス病
に罹患
舐めまわした土地の新芽には
もはや特別な感情も抱けず
自殺、他殺、病死、餓死、
凍結街道沿い
ジーハード戦士に
巻き込まれての爆死
もはや我が感情
何も抱けず圧縮ミッション
自爆テロリストの露出タイムに
想像せざる得ない君のブレインに
仕込まざる得ない
500万ボルトの電流源一郎
そうでもしなければ
消えかかる大地を
救いたいと
もはや思えないコンニチのウイルスに
巻き込まれながら
マリアにすがる
ワクチンを打ってくれ
義眼のドクター
ハブァナイスデー
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