てあて

おなかにおてて
あててごらん

あたためて
あくびして
せなかにふうせん
いれてごろん

おなかとおへそ くっついた
くっくとおかお ほころんだ

ねころんで
せのびして
ほうっとおもひでふきだそう
そうっとそよかぜすいこもう

てあてて
てあてして
おなかにおてて
あててみて

 

投稿者

コメント

  1. 手を当てる。手当てをする。両方の意味合いを含みながら読んでみました。温もりのある詩ですね。ほっといたします。

  2. @長谷川 忍

    ある本に出会ったのですが、そこからの連想でした。こころなしかぼくも、読後、ほっとしたのだと思います。「触れる」というのは、とてもセンシティブな感覚があるのですが、逆に安心感も与えてくれるものなのだという実感もあります。

コメントするためには、 ログイン してください。