無縁塚ととんぼと私

無縁塚の苔は
そのままにしておいた
今年も
無縁塚のある林の中で
無縁塚の周りの
草刈りと掃除をした
8月の上旬のことだった

人との縁
物事との縁
氷菓子をすっと頂く
夕方前に
とんぼたちの翅はお日さまの光を反射している

どの道
いつか
縁は切れる
色々とあってね。
でもさ
無縁塚とこうして縁が出来た私
縁て不思議ね、と
とまったとんぼが首をかしげる
永遠はいつから永遠なのか始まりも終りも無い

そもそも、永遠なんてあるのか
永遠を生んだのは何なのか
全ての次元が終わることはあるのか
氷菓子をすっと頂いた
私の夏は終わる
今回も
秋が始まり冬になって春
でもさ
同じ時は二度と無い

無縁塚の苔にとんぼがおりた

投稿者

コメント

  1. ご縁というのは、ありますね。現実の関わりの中で、書物の中で、このお作品に書かれていることも、ひとつのご縁…。ご縁というのは、そのひとにとっての必然なのかな、と考えたりします。

  2. @長谷川 忍
    長谷川さん コメントありがとうございます。
    そうですねえ、縁、というのは、自然である「因果的必然の世界」の領分のことなのでしょう。
    でも、そういう複雑な世界の中で、あれとそれとこれが絡み合って、それで回り回ったりして出来る縁もあるかと思います。でも、中には、不思議、と思える縁もあるのではないでしょうか。この宇宙が生まれたから現在の私達が在る。でも、この宇宙を生んだのが、神であった場合、その神を生んだのは何なのか? もしくは、この宇宙を生んだのが神ではなくて他の何かだとしても、その何かを生んだのは何なのか?それらの何かが神もしくは何かを生んで、それらの神か何かがこの宇宙を生んでくれた縁で現在の私達が存在出来ている。不思議な縁です。
    こうして、長谷川さんとつながりが出来た私も、長谷川さんとの縁でこうしていられる。長谷川さん、私とつながっていてくれて、ありがとうさま。(^-^)

  3. このトンボはおっとり人懐っこいトンボですよねー(^^) きっとそうかなーと思います。

  4. 諸行無常と永遠、そして縁
    夏が、終わろうとしています

  5. @日朗歩野
    日朗歩野さん コメントありがとうございます。
    そうですねぇ、トンボって悠々と空を飛んでいるように見えます。でも、ごはんの蚊などを捕らえて食べる時はすばやく飛び動く。そういう意味ではマイペースなのかなぁと思います。
    日朗歩野さんが言ってくれた通りなのかもね。ふふ。(^-^)

  6. @那津na2
    那津さん コメントありがとうございます。
    諸行無常ですね。
    でも、永遠と縁てある意味矛盾した言葉同士みたいですね。永遠には始まりも終りも無く果てしなく続くというような意味があるし、縁には関係ということ以外に原因(その他の意味もありますが)という「ような」意味があると広辞苑で知りました。まぁ、私の場合、難しいことは分かりません。
    しかし、そう、夏が、終わりますね。まあ、今年の残暑はまだまだ続くようですが、那津さんもご自愛ください。お互いに熱中症などに気を付けたいですね。ふふ。涼しい季節までもうひと頑張り♪(まぁ、除雪の心配をしないとならない冬を私は大嫌いですが。それも仕方なし。うん。ふふ)(^-^)

  7. 永遠と縁かあ
    たしかに2つの言葉はよく考えると相容れないですね
    いや、永遠と縁が同じ軸に居れないことも縁なのか
    でもその縁は永遠に入っていけないから二人は一緒には居られないけど、そういう縁なんだね

  8. @那津na2
    那津さん、追加コメントありがとうございます。^^
    永遠と縁、まあ、詩作している最中は(基本的には)広辞苑を見ながら、うんうん唸りながら私の場合詩作してますが、上記のコメントはうろ覚えで書いているので、きちんとしたコメントにはなってないかも。
    でも、那津さんの言う通りもあるだろうし、色々な意味では、永遠も縁も関係しているのかもしれませんね。でもね、永遠には、始まりも終りも無い、というんだからほんと不思議です。そんなことを真剣にもし考えたら、頭がおかしくなっちゃう。

    最終行 無縁塚の苔にとんぼがおりた
    というのがミソです。苔は虚仮に掛けてます。「無縁塚のこけ」にとんぼがおりたんです。まあ、以前とは違って、今現在の私の集中力では意味を突き詰めることは出来ていないので、(全体的にも)主にですが感覚で書いてますけど。(全体的にも)詩の勢いとかでね。まあ、そういうことです。
    でも、ていねいに読んでくれて、ていねいなコメントをしてくださいまして、とても嬉しい。

  9. @那津na2
    那津さんへ 追伸。
    >(全体的にも)主にですが感覚で書いてますけど。(全体的にも)詩の勢いとか
    極最近の私の書き方は、もちろんその書いた作風にもよります。
    しかし、上記の私の書き方は、悪い書き方なのかも かもしれません。しかし、今の所は、こういう書き方しか出来ない。それに、書いていないと頭がおかしくなってしまう恐れがある。書くしかないんです、どうしても。うん。
    こんな私をおゆるし願います。拝礼

  10. どんどん!書きましょう!!

  11. @那津na2
    那津さん!ありがとうございます!!
    先日の画詩は、ちょっと自分で困ったな、とかなったので削除しました。
    が、今新作書いたところで今推敲中。詩が出来たら発表します。

    え、9.11 11:11 ですね。黙礼

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