ひとすじかな

いずれ私は死ぬけれど
あなたへ永遠に有り難うさま

生きる、ということには
さまざまな人生があると思う
さまざまな人や物事と共に生きる。
有り難い、が口ぐせ
私は
在ることが難しい
でもね
その時その時の
人や物事に感謝をしている

そうであるとしても、
人や物事にとらわれるなと自分に言う
そして自分にもとらわれたくはない
願いとして。
と言っている時点で既にとらわれているのだけど

しかし、矛盾しているようだが私は
自分の
愛用万年筆が大好きだ。うん

この万年筆は、
手首のけんしょう炎だった私の
手に優しくて、
筆圧をほとんど掛けなくても
しゅるしゅると楽に書ける。

後悔することもあるが、近頃では
後悔も味わえるようになってきた。
言いたいことを言って
死ぬ
どの道
生きるなら

投稿者

コメント

  1. こんにちは。万年筆の件が何かとても良かったです。些細な日常、なのかもしれませんが、それは作者、もしくは語り手が生きている小さな痕跡で、確かな証であると思いまさす。

  2. @たけだたもつ
    たもつさん コメントありがとうございます。
    こんにちは(こんばんは)。万年筆の話は(手首のけんしょう炎だった話も含めて)現実の話です。万年筆を使うようになってからの万年筆歴23年になります。愛用の万年筆で大好きなのは2本ありまして、この2本は両方が2011年の3月上旬までに求めたものです。その内の一本はこの間から現在、ある万年筆職人さんに修理に出していて修理の順番待ちです。この修理に出している万年筆は、この世の物体の中で、私にとって一番好きな物体です。それくらい好き。
    たもつさんは、この万年筆のことを、確かな証であると思うと言ってくれて、貴重でありがたく嬉しいです。たもつさん、ありがとうさま♪(^-^)

  3. 〉後悔することもあるが、近頃では
     後悔も味わえるようになってきた。

    これ、私も半世紀ほど生きてきまして、何となくわかります。なんとなくですが。
    もっとも、取り返しのつかない過去ってのは後悔のしようもないんですが…。

  4. @佐藤宏
    佐藤さん コメントありがとうございます。
    うーん、そうですねぇ。まあ、私の場合、後悔すること自体があんまり無い生き方をしてきているので後悔自体がね。まあ、こう言えるのは、さまざまな人や物事にさまざまに支えられているおかげなんだと思います。
    後悔、ねえ。でも、後悔する物事も、その物事があったからこそ、現在があるとも言えますよね。それに、私の人生以外のことは後悔のしようが無い。その人の人生はその人の人生でしかなくて、私の人生ではない。なので、私は私の人生を歩むだけです。(ちょっと佐藤さんの言ってくれたこととは的外れなことを私言ってますが。)
    でも、佐藤さんが、こうしてこの詩にコメントをくれたことは貴重でありがたいことです。佐藤さん、ありがとうさま♪(^-^)

  5. @たけだたもつ
    たもつさんへ 追伸。
    大好きな万年筆が2本あるといいましたが、やはり、大好きな2本共に甲乙つけがたいかもしれません。今、修理に出している方とは違う もう一方の方も(自分にとっては)最高の物体だと思えるのです。
    ふふ、他人にとってはどうでもいいことかもしれませんが、私にとっては大事なことなので。
    たもつさんには、大事なことを伝えたくて、追伸しました。拝礼 (^-^)

  6. @こしごえ
    こしごえさん、追伸いただきました。
    それぞれにそれぞれの個性があって、両方が愛おしいのですね。私は物にこだわらない性質があって身につける物にはまったく頓着しないのですが、社会人として恥ずかしい、心が貧しくなる、とかみさんに良いものを買い与えられています。
    だからこそでしょうか、きちんと宝物を持っている人、大事にする人、思い入れを持てる人に憧れるし、その思いがとても尊く感じられる、愛しく感じられる。
    すいません、まったくの余談でした。

  7. @たけだたもつ
    たもつさん、返信をありがとうございます。
    うん、物にこだわらないというのは、ある意味、貴重なこころの状態なんだと思います。要は、用が足りるのであれば それでいい、というか。何はともあれ、物にこだわらない性質って すてきだと思います。
    たもつさんの奥様は、たもつさん思いの すてきな奥様ですね。
    私の場合、着るものなどは、それこそ用が足りれば何でもいいかな、というか。服は今有るので十分なのでもう買いませんが、クツ下など消耗品はダメになったりした際に買い足します。でも、筆記用具は自分の書くという行為を持続させるための やる気を出すためにも こだわりを持っている方だと思います。私のモットーが「詩人の魂は筆」というくらいですから。まあ、基本的には、物が好きなんですね私。物体にも、いのちがあって、そのいのちはその物体が持っている役目なんだと思っています。ふふ。
    たもつさん、いえいえ、余談嬉しいです。お心づかいを ありがとうさま。(^-^)

  8. @たけだたもつ
    たもつさんへ 追伸。
    あ、役目が無くなったモノには、役目が無い、という役目があると思います。
    そして、役目という命を持っているのは、別に物体に限ったことではありませんね。
    以上、コメント読んでくれまして、ありがとうございます。(^-^)

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