夜に想う
寝室の灯り
消すと月あかりのようにしばらく浮き上がる白さ
隣で眠る人が変わって
ああ、こんなにも大事な人がこの世に存在するなんて
本当の月
差し込むあかりが寝室を薄っすらと白く染めて
元々いたもうひとりも眠っていて
ああ、こういう人たちで良かったなと安心する自分
この人がいてこの子がいる
どんな形でも
どんな人たちでも
わたしたちはわたしたちだ
寝室の灯り
消すと月あかりのようにしばらく浮き上がる白さ
隣で眠る人が変わって
ああ、こんなにも大事な人がこの世に存在するなんて
本当の月
差し込むあかりが寝室を薄っすらと白く染めて
元々いたもうひとりも眠っていて
ああ、こういう人たちで良かったなと安心する自分
この人がいてこの子がいる
どんな形でも
どんな人たちでも
わたしたちはわたしたちだ
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コメント
女の詩から母の詩になったのかと思うと、なんだか感慨深い。ウチの子はもう10歳になるけど、未だにパパと寝たがるよ。
大事な人たちを想うことと、
どんな形でも/どんな人たちでも/わたしたちはわたしたちだ
という想いがすてきです。
人との関係性も優先順位(こういう言い方はよくないのかな)もその時は絶対であっても、変わる。
変わることこそ絶対だから、それが安らぎであればよいなあ。
温かい気持ちになります。
夜の大事なひとりごとを聞かせていただいた感じです。 (^^)
安息の詩でした。
人が生きることの、平穏だけれども、尊い気持ちが伝わってきました。
かさねさん!
視線がやさしくて、眼球が震えました。
ふんわりとじんわりと、響いてきました。
昼間の雑念など吹き飛んでしまった、静かな夜に、本当の心が「大事だ」という。
「夜に想う」というのがとてつもなく真実な気がしました。
皆様、お久しぶりでございます。
初めましての方はどうぞよろしくお願い致します。
なんかね、おかんになったら色々順番も変わるよね!
私もだけど相手も私じゃなくて小さい人が1番になるよね!
仕方ないよ、だって怖ろしいくらいに可愛いんだもん。
こんな人をお腹から出した私、凄すぎ!って思っちゃうくらい(こら
詩とテンション全く違ってごめんなさいね。うふふ。