街の公園で 1
散歩の途中で
妻の郵便物をポストに入れ
息子の薬をもらいに、薬局へ
凸凹人間の僕でも
役に立つことがある
短い階段を登れば
四方を家々に囲まれた公園
どこの家からか
そよ風に乗り
バイオリンの音が聴こえてくる
今日も
世界は動いている
散歩の途中で
妻の郵便物をポストに入れ
息子の薬をもらいに、薬局へ
凸凹人間の僕でも
役に立つことがある
短い階段を登れば
四方を家々に囲まれた公園
どこの家からか
そよ風に乗り
バイオリンの音が聴こえてくる
今日も
世界は動いている
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コメント
凸凹人間の僕でも
役に立つことがある
という部分にも、剛さんらしさがにじみ出ていて好きです。私はとっても凸凹(でこぼこ)してる。ふふ。
今日も
世界は動いている
そうですね。その中に私達も存在していて、共に動いている。
この詩の空気感や雰囲気が好きです。
何気無い日常の中に、詩の魂が宿っている。それを剛さんはつかまえて、言葉でそれらの詩を定着している。(うろ覚えなんだけど)剛さんが以前言っていたように思いますが、詩はあらゆる所に存在しているというね、私もそう思う。
剛さんの世界と自分を見つめるやわらかな視線が好きです。
こしごえさん
凸凹な自分を日々反省しつつも・・心の奥には、なぜか肯定感があります。
今日も、さりげない事物は私に何かを語っているようです。
深い読みをありがとうございます(^^)