動かない文字に色をつけていく

今日も朝から白いマットレスを壁に立て掛けるところからはじまる
この動きだけは忘れはしない
白いマットレスを立て掛ければ広がる世界だから
だけど
あとは忘れちゃうんだ
昨日の話したことも時間と共に消えていく
多分
前にも言った、あの話をまた繰り返す
大事な記憶の中の思い出のアルバムが一つずつ目の前から消えていく

今日の夜はお決まりの空をみて今日が終わりがみえてくる
顔を上に上げれば満天の星に吸い込まれて
いろんな思いが込み上げてくる
だから
飲み込まれないように動かない文字をこころと称してあらわして
だって
文字は感情に左右されずに、看板を背負って
表に出る
いろんな場所に出歩いた文字たちは色つけていく

今日もまた一つ感情の思い出を作った

投稿者

東京都

コメント

  1. こんばんは。(^ ^)コメントを失礼致します。
     今まで拝読させていただきました作品の内、個人的には
    こちらの作品が、一番✨好きかなぁ〜と感じています。♪

  2. 一行目の「白いマットレス」という具体性がとてもよくって、引き込まれます。
    お時間あれば、気に入った詩を何篇か原稿用紙への写し書きをされたら、これから、もっといい作品をものにされるようになられるのじゃないかなと思いました。そうすることで、書き手の息づかいが実感できると思うからです。
    応援しております。書き続けてくださいね。

  3. 私もこの詩、好きですね。ある意味、上手く書こうとしていない、辿々しさもあるけれど、誠実さとパッションが感じられて。

  4. @リリー
    コメントありがとうございます
    好きと言ってもらえて嬉しいです✨

  5. @平瀬たかのり
    コメントありがとうございます
    なるほど!
    写し書きは、ほとんどしたことないです!今度、やってみようと思います✨
    スマホやパソコンで手軽にできるから、あまり原稿用紙に書こうっていう意識とかなかったです。書くことによって、また何かを得られることもありますね!
    ありがとうございます

  6. @たけだたもつ
    コメントありがとうございます
    最初の一行から白いマットレスを使った詩を作るのに、割と無理した感ですが、上手く出来なくても何か!何かしら感じとってもらえるんじゃないかという思いで、作ってみました!

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