つばめと雲と太陽と空

つばめと雲と太陽と空

つばめと雲と太陽と空を
見上げているのは愛
上を見れば限が無いと
太陽の光を反射して光る 雲。
つばめが二羽仲良く
風と共に飛んでいる。
ほんとうに大切な何かとは
何か
愛か
ベタなことを言って困らせる私に
つばめと雲と太陽と空は
しらんぷり
困っているのは私自身だ。青く
青く どこまでも青く愛は
尽きることがない
次元で
永遠に届かない

を超える


つばめと雲と太陽と空の深いところにある
愛は死なない
愛は死なないのに
どうして、えっ 苦しいのか
この命はずっと前から欠けているから
何かを求め続けるの
何かとは
愛か
満ち足りた
愛か
満ち足りて
見上げると
魂には
つばめと雲と太陽と空

投稿者

コメント

  1. ※初出 2023・10・1 日本WEB詩人会

  2. 最初の行から最後の行までの逡巡しながらもこっちだと思う方向へ向かっていくような様子が心地よく感じました。一旅してきたような。

  3. @ぺけねこ
    ぺけねこさん コメントありがとうございます。
    ああ、この詩全体を旅してくれて ありがとうございます。そのように丁寧に読んでくれて ありがたく貴重に思います。
    そうですねぇ、ぺけねこさんが言ってくれた通りで、(私の作品に限らず)その人の詩を読むということは、その詩を旅するということなのですね。ぺけねこさん、おもしろい視点を教えてくれて ありがとうさま。

    ちなみに、この画詩の写真を 私のプロフィール画像(アイコン)にしてます。

  4. 命が欠けているから、人は、人なのかもしれません。命が完璧だったら、それはすばらしいことだけれども、私はその人からちょっと距離を置くかな…。

  5. @長谷川 忍
    長谷川さん コメントありがとうございます。
    ああ、そうですねぇ、命が欠けているから 人は人、かもしれない ということを長谷川さんが言ってくれて、この詩も、もっと言えば私も救われました。
    うん、そう言えば、ある方々が歌っていた「パーフェクト ヒューマン」という歌が私は嫌いです。え、完ぺきな人間て何!?ってなっちゃう。んー。あんまり人の悪口は言わない私だと思うんだけど。というか、嫌いな存在のことは、嫌いなので口に出すのも嫌なんだけど。。ふふ^^;でも、今回は勢いで言いました。
    命が完ぺきな存在って、もしかして(もしかして)、神位でしょ?と思っちゃう。けど、神が存在していればの話ですが。という私は、神さん仏さんへ毎日感謝してます♪☆^^

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