運動会
初めての運動会の始まり
開会式の話はぼうとした頭にははいらず
年長さんのマーチングは堂々としていて
父母も慣れた様子でベストポジションから
カメラを向ける
渡された紙の、一番最後
年少、親子でお体操ばかりに目がいき
渡されたカメラを適度にまわして
年長さんのリレーが終わり
沢山の親子の中で
わらえていたかわからないけど
最後まで一緒に体操ができて
やっと
閉会式
緊張がとけて、周りを見たら
ぽつりぽつりと
泣きそうになっているパパさんママさんがいて
開会式で2年ぶりの運動会と校長が言っていたことの意味がやっと頭に入ると
胸が苦しくなって
あやうくもらい泣きするところだった
年長のリレー、ビリの組のアンカーの子が
1番に切ったゴールテープまでの
一周の間の声援、しばらく続いた拍手
その光景が
今やっと見えたからかもしれない
コメント
コメント失礼いたします。初めての運動会の緊張と、無事に終わってほっとする気持ち、そしてわが子の成長を感じるだけでなく、もらい泣きしたり、保護者にとってはすごく感情をゆさぶられる会だということが、詩を読んでリアルに蘇ってきて、懐かしい気持ちになりました。
@ayami
様
コメントありがとうございます。
色々、ありましたからね
ただただぼくは緊張ばかりで
緊張がとけて、さ、帰ろうと思って周りを見ると
ああ、そうか、そうやったんや
と、そもそも閉会式までいるつもりはなかったのですが
さすがに、ね。
ありがとうございました。