なくした靴下

なくした靴下どこいった
かごの中ないない
あみの中ないない
懐中電灯片手に徘徊
右にきょろきょろ
左にきょろきょろ
下をばじっときた道戻る
ドラムを一周カートを一瞥
下をばじっときた道戻る
左にきょろきょろ
右にきょろきょろ
懐中電灯片手に徘徊
あみの中ないない
かごの中ないない
なくした靴下どこいった

(ズボンのポッケにかくれてた)

投稿者

コメント

  1. 脳内でヒップホップ調に読みました。
    “ないない”がいっぱい出てきていい感じで好きです。

  2. @たちばなまこと

    みつかって本当にうれしくて綴ってみたのですが、こんなんになってしまいました。精進します。でも楽しんで読んでもらえたかもなので、よかったです。

  3. リズムが、良いですね!
    優しい感じ

  4. そういう時ってありますよね。まさに靴下が見つからない時がありました。
    でも、この靴下を他の何かに当てはめてみて読みました。他の何かとは、大切な何か。
    下をばじっときた道戻る
    ここ、この一行が、全体があってのここなんですが、この一行が効いていると感じます。
    でも、最後に見つかって、ほっと安心できました。そこで、この詩が生きたと思います。見つからないままだと救いが無い。うん。それもあって、この詩がかわいく思えます。

  5. @那津na2

    タイトルの雰囲気からもらえたリズムです!
    落ちがあるとほっとするのかもしれません。みつからなければ、「どこいった」で終わっていたと思います。

  6. @こしごえ

    全体を読みつつ、細かなところまで掬ってくださり、恐縮です。実は、ある思い出のある靴下でした。大切な何か、と感じてくださり、うれしいです。少し大丈夫だろうかと心配してましたが、かわいく思えてもらえたのなら、大丈夫な気がします!
    最後はぼくも、本当によかったとほっとしました…笑

  7. 童謡みたいですね。実はこの詩、靴下を「しあわせ」にして、二番がつくれてしまう。最後にひょっこり出てきて、しあわすって、こんなもんだよね、なんて。

  8. @たけだたもつ

    恐縮です。なるほど!靴下=幸せ、ということですね。二番を作ることまでは頭が回らなかったです。ひょっこり出てきてくれてよかったです(みつからない場合の方が多そうなので)。

  9. なぜか井上陽水の「夢の中へ」を思い出しました。
    探すのをやめた時見つかることもよくある話で♪
    靴下も詩も見つかって良かったです。

  10. @nonya

    「夢の中へ」、いいですよね!子供の頃、印象に残ってます。
    じつは最近、「彼氏彼女の事情」を懐かしく視聴してました。はっ、としたのですが、その影響もあってくれたのやも、とか思いました。みつからないものばかりめだってしまい、みつかったならば、そのことを刻みたい、と強く思いたいです。

  11. 「どこに行った?」という気持ちでどんどん読み進め、とても楽しかったです。
    読み終わった後、じんわりとした共感と、しあわせな気持ちに包まれました。

  12. @ザイチ

    楽しかったとのこと、よかったです。
    とても小さく些細なことなのかもしれませんが、それでも捉え方や感じ方でこんなにも大きな気持ちを貰えるものなのかもしれませんね!

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