キース・ジャレット

懐かしさ漂う
どこまでもやさしいピアノの旋律が
心のひだにそっと寄り添う

胸の奥にしまい込んでいた
あなたへの気持ちが
広がるメロディとともに
自然と溢れ出す

悲しみよ
寄せては返す波のように
幾度となく訪れながら
年月を経ていつしか
懐かしい琥珀色の思い出に
変わってゆけ

誰かを包む
あたたかな風に形を変えて

そして海辺にはもう
誰もいない

投稿者

東京都

コメント

  1.  こんにちは。残暑しつこかった〜(ーー;)汗 関西も、10月半ばに秋を迎えました。
    こちらの詩を拝読させていただきまして、休日の朝YouTubeでキース・ジャレット
    名曲集を聴きました。昨夜の味噌汁(玉ねぎと白菜、しめじに小松菜、お揚げの
    入った具沢山)の残りを啜りながら、炊きたてご飯に梅干しと焼きししゃも、
    おしたしの鰹節和え…に胡瓜とキャベツの浅漬け。超和風な食卓が、ちょっと
    イメージに合わないなぁ…と思いながら。
     ふとセンチメンタルな、ものかなしい気分をリビングの窓辺その柔らかな
    陽ざしへ投げてみたりして。
     素敵な秋の朝のひとときを、ayami 様の作品から感じることが出来ました。
    どうもありがとうございました!╰(*´︶`*)╯

  2. キース・ジャレット、大好きです。彼のピアノの音色には、表情があるように思います。そこに惹かれます。

  3. 三連目の命令系に痺れました!

  4. @リリー
    コメントをありがとうございました。いつまでも暑かったですが、やっと秋らしくなりましたね。純和食の朝食時に(読んでいるだけで、リリーさんの朝食、食べたくなりました)、キース・ジャレットを探して聴いて下さり、ありがとうございました^ ^
    私は夜にジャズのピアノ曲を聴きたくなることがありまして、昨日はthe melody at night, with you というアルバムのShenandoahという曲をapple musicで聴いておりました。音楽はそれぞれ好みがあると思いますが、お勧めです。

  5. @ayami
       様へ
     どうもありがとうございます!(^∇^)今日、日中ずっとキース・ジャレットの
    ジャズピアノ曲を聴きながら家事と詩作をしていました。私も、好きになりました〜。♡♪

  6. こんばんは。
    懐かしく、思い出させて貰いました。
    題名の with youのyouは
    彼にとって「あなた」なのか
    「あなたたち」なのか、このアルバムを聴くたびに、想います。
    どっちでもいいのかもしれませんね笑
    ありがとうございました。

  7. @長谷川 忍
    長谷川さん、キース・ジャレット、いいですよね。ピアノの音色に表情がある、まさにそういう感じだなあと、コメントを拝見して思いました。私は、クラシックピアノの方がよく聴くのですが、キース・ジャレットは、すっとしみ込んでくる感じでした。1つ1つの音が温かい感じがします。もっといろいろ聴いてみようと思いました。

  8. @たちばなまこと
    たちばなまことさん、コメントをありがとうございます!「変わっていくだろう」では、弱いなと感じ、まだ思い出に変わっていない状態から抜け出したい、という思いから、命令形になりました。

  9. @リリー
    リリーさん、キース・ジャレット、BGMにしてたくさん聴いてくださり、嬉しいです♪ 秋の柔らかな日差しに合いますね。

  10. @wc.
    wc.さん、コメントありがとうございます。with you の you は、考えてみたことがありませんでしたが、どちらにも取れるような気もいたします。apple musicでのアルバムの説明を読むと、当初は発表する予定はなく、闘病を支えた妻、ローズ・アン・ジャレットにクリスマスプレゼントとして贈ろうと考えていた、と書いてあり、妻に向けて作り始めて、それが演奏活動再開につながる、ファンにも向けたものになったのでしょうか。素敵なアルバムですよね。

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